昨日が休みとなり、週末3連休となりました。
といっても、やるべき仕事が山積みなので、
こりゃ、3日間缶詰かなぁ、なーんて考えてましたが
日本からのお客さんもずっと放置状態だったので
一念発起、気分転換に隣街の蘇州まで出かけてきました。
蘇州 [suzhou] は無錫と同じ江蘇省に属し
日系企業の進出も非常に多いです。
一方、古くから水運が盛んで、街のあちこちに運河や水路が
張り巡らされており、観光的には東洋のヴェニスと言われ
古い街並みが残る場所は、味わい深い雰囲気を漂わせています。
また、無錫から上海への行き帰りに高速道路から見える
ちょっと斜めに感じる塔がずっと気になっていたのですが
ローカルの子に聞いたところ、やっぱり斜めになっているらしく
大変有名な「虎丘塔」であることがやっと判りました。
今回は特に目的もなく、拙者はブログネタでも探せれば良いかなー、
くらいの軽い気持ちでの参加。
お客さん、通訳、同僚、拙者の4人での、
行き会ったりばったりツアーです。

交通の手配を全て通訳さんに任せてたら
たかが蘇州まで行くのに新幹線のチケットなんぞ用意してくれました(^^;
てっきり路線バスで行くと思い込んでいた拙者は半分がっかり。
のんびり車窓の景色を楽しみつつ♪…の予定が
無錫駅から20分くらいのあっという間の旅となりました。
というわけで、今回は動車組(新幹線)の二等席の待合室の様子を。
これでもまだ人は少ない方かな。
中国の連休なんかだと、死ぬんじゃないかというくらいの
恐怖感に襲われるくらいの群集となります。
ちなみに一等席と二等席の入り口は別々で、
一等席の待合室は非常に落ち着いており、先に改札も
開くのでスムーズにホームまで行くことが出来ますが
二等席はご覧の通りなので、
おいおい、これじゃ間に合わないんじゃないの、、なんて
不安になるときもしばしばです。

ようやくホームについてもこんな状況です。
日本のような秩序ある行動は期待できず、非効率な乗降状態です。
列車が到着してから10分くらい掛かってるんじゃないでしょうか?
それくらい乗降時間が長く感じますよ。
中国高速鉄道CRH1型電車

もう何度も中国高速鉄道は利用してますが、
今回初めて、このCRH1型に乗車しました。
中国新幹線には現在、CRH1〜CRH5(4は欠番)の
4形式が投入されていますが、過去に乗車しているのは
CRH2という川重技術、JR新幹線E2「はやて」ベースの車両でした。
先にも書いたように、この車両を見たのは初めてです。
基本的には広深線(広州〜深せん)が配置先らしいですが、
最近では上海にも配備されてきたようです。
上海配備はE2「はやて」ベースのCRH2が最も多いので
今回は貴重な経験だったかもしれません。
ちなみにCRH2は、ある意味航空機で有名なボンバルディア社グループの
鉄道部門との技術提携車両。
営業最高速度は200km/hだそうです。
全てのCRH車両は「和諧号」という名称ですが
せめて型式毎に別称にして欲しかったと思います。
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