最近、会社の水が…、ご飯もまずいし、スープも変な香りが…。
水道水を使うなと言いたいところだけど、
もうこれ以上細かいことをほざいていると、
いい加減刺されそうな雰囲気なのでやめとこ(^-^;
さて、週末の土曜日9/12に、急に長江が見たくなって
ぶらり旅に出た話はしましたが、
今回はその予備知識無しの、行き当たりばったりの日帰りの旅について
アップしたいと思います。(早くしないと記憶が飛びそうなもんで…)
まずたどり着いたのが無錫から長江を目指し北上したところにある江陰市。
話によると、お金持ちが集まる別荘地の公園がある?ということで
じゃー、いってみよー♪と「華西村」たる場所に行くことに。
公園というから、てっきり長江河川敷かと思いきや、思い切り街中でした。
ところが公園らしき所はなく、ついたところには大きな寺のような建物が
そびえてるだけ…。

付近を歩いていた人をつかまえて、「長江が見える場所」を尋ねると
どうやらこの建物の最上階が展望台になっていて、そこから見えるらしい。
遠くを見ると、ずいぶんご立派なビルも建設中。

しばらく迷ったが、長江が見えるとの情報と、
せっかく来たのにやり残してはいかんとの思いで、この怪しげな建物に昇ることを決意。
ちなみにこの建物の名前は「華西金塔」と呼ぶらしい。

一回には店舗が並び、簡単なデパートのような感じ。
エレベータで最上階の15階まで行くことが出来るのだが
何と一人20元(280円)もとるというから、さすが…といいうしかない。
展望フロアーまで登ったものの、あいにくの天候というか
よくある中国の空状態でガスっており、長江どころか
近くのものでさえよく見えない。

ここに向かう途中で別荘に見えたのはこの建物群でした。
とても印象的で不思議な光景だと思いませんか!?
別荘だとばかり思っていましたが、実はこれ全てこの村の公舎らしいです。
そういわれりゃ、別荘にしては、風光明媚な場所でもないですかならぁ。
帰って調べましたが、この「華西村」こそ中国・共産思想のモデル地区?
ということで、貧困の村から中国一の富裕村になったらしいです。
拙者からすると、なんだか胡散臭い感じがしてどうにも感心するには
至りませんがね〜。
未だにこういう地区があるのかと、改めて驚かされました。
だいたい、こんなに同じ家がこんなに規則正しく並んでたら
酔っ払って帰ってきた暁には、絶対に迷うか、間違えて他人の家に
上がり込んでしまうだろうなぁ、などと変な心配をしてしましますたぁ(笑)。

寺院のように見えた建物も、実はオフィスビルだそうです。
事実を知ると、見える景色の印象まで変わるものですなぁ…。

展望フロアーをぐるりと反対側まで廻ると、このような景色。
同じく村民の住居と、村の繁栄を支える会社や工場が見えます。
何か殺伐としたものを感じてしまうのは拙者だけなのかなぁ。
余談ですが、遠くに見える丘のようなところ。
このあと、拙者が遭難しそうになった、強烈な場所になりますので
覚えておいてください♪
今回はこの辺で区切っておきます。
普通にレポートしてますが、拙者は重度の高所恐怖症のため
もう、足がすくみながらの決死の撮影でしたよ。
そんな拙者をよそに、どこかのおばちゃんが平気で手摺の上に
腰かけたりなんかしちゃって、笑顔で記念写真の撮影してるし
頼むから拙者の前で、雑技団的な(←かなり大袈裟)アクションを
とるのは止めてくれーと心の中で必死に叫んでおりました(^^;
無錫に居なかったら、絶対一生来なかったであろう、華西村の
華西金塔からのレポートでした。
あ、そうそう。
ローカルでは、ここ(華西村)だけは絶対行きたくない!鳥肌が立つ!
と言って、共産思想に反発している人もいました。
なかなか奥が深いですな、中国ってとこも。
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