駐在員の憂鬱。
ここは中国だからとあきらめてはいけない。
諦めたら、会社を潰してしまいますからなぁ。
こうなったら、説法しかないです。
もう、色々と問題噴出な駐在先なので
毎朝のミーティングで、洗脳作戦に打って出ることにしますたぁ。
何のこと?と思われましたか。
拙者の駐在先の会社話になります。
もう、赴任前に下調べはしてありましたが、
想定を超えるような、ローカルの猛襲に遭っておりまして
日々続く、駐在員の憂鬱を語るコーナーです(笑)。
というわけで、今朝の部門ミーティングでは報告事項の後に
趣を変えて『論語』の一説をご紹介。
『過ちて改めざる、是を過ちという』 --- 知錯能改,善莫大焉 --- (「論語」より)
過ちを犯しても改めようとしない、これこそが大きな過ちだ…
というのがそのままの意味ですが。
拙者は、
「間違いとかミスとか失敗とか、そのものは決して問題でなく
その後、それを二度と繰り返さないことが一番大切です。
過ちを認めないことは、本質から目をそらすという
進歩の全く無い、大変愚かな事です」
と偉そうに熱を込めてローカルに説明しますた。
(彼ら、今まで謝って来たこと無いですから(^^)v )
なに?また始まったな、、という白けた雰囲気になるかと思いきや
意外や意外、ローカルはうんうんと肯きながら、
良い話だ〜♪などと聞いてくれていた模様。
まったく彼らの行動は読めん…。
まぁ、どうせこの場は素直に返事しておいて
いざ間違ったりすると、絶対に自分の非を認めるようには…、
きっとならないだろーな…(^-^;
うーん、彼らも頭では分かってるんだろうけど、、、面子が一番だからな(笑)。
それでも敢えて、中国に古くから伝わる
名言や格言で攻めることにより、自国発祥の教えとして抵抗をなくし、
それを、拙者の愛情と「いやみ」をたっぷり込めて、論じてあげれば
3,4年後には少しは変わるかも(←甘い!)。
まぁ、話しながら、思ったのは
中国でもともと生まれた名言だけれど、なぜ日本人の拙者がわざわざ
中国で「論語」なんぞを語ってるんだー!?
と、なんだか可笑しくなってきましたよ。
しばらくは、この中国名言シリーズで、朝のミーティングは行ってみようかな。
こちらでも、紹介していきましょうかね♪
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