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本を読む、音楽を聴く、映画を見る、ドライブする、酒を呑む、 美味いものを食す、感動、驚く、悲しむ、笑う、喜ぶ・・・。 生きてりゃ色々あるよね。
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今日は大きく話題を変えて、赴任時の痛い目なお話を一つ。
およそ一年前の11月に日本から引っ越し荷物を中国に送りました。
そのほとんどが船便で、急ぎの荷物だけ航空便での発送です。
ネットで調べるとたくさんの情報が入ってきますが
国によっては食料品についての規定が様々で
ここ中国に持ち込めるものも、結構な制約があって、
わざわざ買い込んだ食料品たちが、運送業者さんの手によって
いとも簡単に、発送不可品へと選別されていきました。
魚介エキス、肉エキスを含むものがNGなので、インスタント麺とか
レトルトもの、パスタソースなどがことごとく駄目だったかな。
当時は現地の食に、かなりの不安感を持っていたので
目の前でダメ出しを喰らいながら、半べそ状態だったのを覚えてます。

まぁ、実際はさほど心配するような食の状況ではなかったんですが、
もし、これから中国に参られる方は、シビアに食品の成分表示を見て
ダメそうなものは、こっそりと手荷物に忍ばせるのが賢明ですね。

話は戻りますが、その急ぎの航空便の荷物には
当面必要な衣類がメインとなりました。
段ボール数は二箱と決まっていましたが
拙者の会社の規定で行くと、別送航空便は30Kgまでとあったので
重量基準で行くと、衣類だけではまだ余裕がありました。
そんなわけで、運送会社の方のアドバイスで、少々重みのあるものを
詰め込んじゃいましょうということで、
拙者は日本語が恋しくなるに違いないと考え、可能な限り
書籍を詰め込むことにしました。

中国へ赴任するにあたり、かなりの書籍も買い込みました。
大好きな浅田次郎や五木寛之の小説数冊。
吉川英治の「三国志」、村上春樹や松本清張。
柳田國男にに坂口安吾。
ほか直木賞受賞作数点。
ビジネス文書も多数、中国会計全書たるヘビーなものもありました。

食品の発送の良し悪しばかりに気を取られて、
これらの書籍についての意識が全く欠落してました。
まさか、差し押さえを食らうとは、これっぽっちも考えてませんでした。

航空便による別送手荷物品は、だいたい二週間くらいで到着
するだろう、というのが大方の予想でした。
すべて税関次第です。
さっさとこなしてくれればもっと早いのかもしれません。
ところが、拙者の荷物は二週間が過ぎても音沙汰なし。
ようやく3週間目に税関より連絡が入り、
『ある本を没収します!』と言われました。
一瞬、頭の中が「???」になってしまったのですが
そういえば、思い当たる節が…。
ローカルからは、「エロ雑誌でも持ち込んだんじゃねーのか」
などと、メンツ丸つぶれな言いがかりを受けましたが、
そんなつまらないものを、わざわざ飛行機で送ったりしませんよ。
それは「中国の政治に有害な内容が含まれる印刷物」…。

当局に没収された本はこちらだぁ!
異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない
(2008/04/20)
櫻井 よしこ

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なわけで、この本の内容については、全く分かりません(笑)。

我ながら「へたこいた♪」と思ったのだが、
これ、思い切り中国批判の、共産党全否定本ですからなぁ(^-^;
この本、完全にブラックリスト、いや彼女がリストに入っちゃってますな。
拙者は全く他意はなく、基本、いろいろな中国に関する本を読んで
客観的に中国について知ろうとしてただけなんですよ。
それにしても、軽率すぎました…。猛省。。。
おかげで、荷物は足止めを食らい、後からどんぶらこっことやってきた
船便荷物と同じくらいの到着になってしまったのであります。

冬服がなくて、寒々と切ない思いをしていたことを思い出しますなぁ。


そんなわけで、変な本は中国に持ち込まないように気を付けてください。
どうみても当たり前だろ!的な持ち込み禁止品については
下記をご参照ください♪

*******************************************************
中国税関総局より
[ 中華人民共和国より入国時持込禁止部品 ]
1.各種武器、模造武器、弾薬、爆発物
2.偽造貨幣、偽造有価証券
3.中国の政治、経済、文化、道徳に有害な内容が含まれる印刷物、
フィルム、写真、音声ディスク、画像ディスク、パソコン内蔵メモリー、
  その他の品物等
4.各種毒薬
5.アヘン、モルヒネ、ヘロイン、コカイン、大麻その他の麻酔品、精神薬物
6.危険な病原菌、害虫等有害生物を持つ動物、植物、関連品
7・人、家畜の健康を損ない、伝染病などの地域からあるいは病原菌、
  ウィルスなどを感染させる恐れ  のある食品、医薬品、その他関連品
********************************************************
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久しぶりに長江目指してのぶらり旅の続きをアップしましょう♪

前回までは、果てしなく続く謎の通路に迷い込み
いつたどり着くのか分からない不安と、空腹感に襲われながらも
目標地点であろう建物がぼんやり見えてきて、ほっとした☆ところまで
綴ったと思いますが、
今回は驚愕の事実を目にするまでをお届けしましょう。

ここ江陰市華西村にある「華西世界公園」。
ふもとの入口を出発したのが、正午ちょっと前。
ほぼ一時間ほど歩いて、この小高い山を登ってきたことになる。
山の稜線に出て、右手を遠く眺めると、最初に訪れた「華西金塔」や
建設中だったビルが、ぼんやりと霞の中に見え隠れする。
20090916_02.jpg

急な登りから、ゆるかなアップダウンの状態に変化し
少々安心したのだが、その先に数々の「変なもの」が待ち構えていた。
遠くに何か白い建物が見えるのが分るでしょうか?
画像をクリックして拡大してもらうと分かりますが、どこかで見た建物。
オーストラリア…、シドニーのオペラハウスか?
いや、なーんか微妙に違う。
疲れてるし、腹減ってるし…、、きっと幻覚だな。
見なかったことにしよう。。。
20090916_01.jpg

相変わらず、変わり映えのしない通路が延々と続く。
うすうす感じていたのだが、、なんか嫌〜な予感がする。 
勘のいいお客さんはもうとっくにお気づきだと思うが、
拙者は敢えて口にしたくなかった…。
いま正に自分が歩いている、
この長くウネウネと遥か彼方まで続く、城壁のような通路…。
まさか、、「万里の長城」だったのか!?
20090916_03.jpg
こんなところにまで万里の長城を造ってしまっていたとは
恐るべし中国!

ちょっと、この雰囲気に正直怖くなってきた拙者。
誰一人歩いていない、たぶん「万里の長城」かなを急ぎ足で進む。
恐ろしい化けものとか妖獣とかに出くわすこともなかった。
ほどなく、大きな建物のある場所へとたどり着くことが出来た。
何故か、観光客らしき人でごった返している。
この人たちはどこから湧いて出てきたのだろうか…(謎)。
20090916_04.jpg

実はここが終着点ではなっかった。
建物の裏に回ると、なんちゃって万里の長城が、
まだ延々と続いているのである(^-^;
写真をよく見ていただきたいのだが、連なる山の右側の頂上まで
このなんちゃって万里の長城が続いているようなんですよ。
ここまでやってもらうと、あきれるやら、感心するやら、複雑な気分ですな。
カラフルな鉄塔は長城と並行してある「吊り橋」でした。
20090916_05.jpg

もうここまで来ると、普通驚くべきことはだいたい無いはずなんだが、
到着した建物の正面に回って、自分の目を疑ったのである。
ここは北京か!? 天安門じゃん、これ…。
ちょっと小ぶりだけど(笑)。
20090916_06.jpg

広場はなく、なんちゃって天安門の前は、こんな風景が広がってます。
なかなか見晴らしがよく、気持ちがいいです。
そうですね〜。
これだけ眺めが良いと、遠くヨーロッパまで見えるようですね。
ふもとはフランスのパリでしょうか、、「凱旋門」が見えます。
もう訳分からないですな(笑)。
20090916_09.jpg

とにかく、喉がカラカラ、お腹がペコペコ。
この辺に売店があるという、若者たちの情報を頼りにやってきたのだが
なんちゃって天安門の懐の中にそれはありました。
確かに、何か売っている気配はするけど、商品がそれだけですか。
20090916_07.jpg

今回の昼ごはん。
ペットボトルの水と、カールに似たお菓子…。
20090916_08.jpg

まだまだ、旅は続くのであります。
果たして長江へはたどり着けるのやら…
というわけで、今回はこの辺で。

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今日の夕飯は久しぶりの外食です。
無性にタコのぶつ切りが食べたくて、一人で行こうかと思っていたら
帰り際に日本人スタッフの食事会に誘われ、
キノコ専門の鍋料理店に行ってきました。
軽くのつもりが、途中合流のメンバー3人が、業務繁忙のため
間に合わず、拙者も含めた先発隊の3名で6人前の鍋を食べますたぁ。
そんな訳で、今動けないくらいお腹いっぱいです(^-^;
もちろん、アルコールも入ってしまい、ささっと寝てしまい気分ですが
今日の残り30分で何とかブログ更新をしときましょうかね♪

プチ西遊記は結構時間が掛かるので、また延期します。
今朝も中国の名言シリーズミーティングをやりましたが
酔った頭に難しい話は勘弁!なので、これも後回し。

行ってきたキノコ鍋料理のお店の写真は、
今回一切撮っていないのですが、言葉だけで少々紹介しましょう。
こちらも以前紹介した、無錫新区新地假日広場の中にあります。
何度も来てますが、夏場であったこともあり、今回は久しぶりです。
日本では食べられないようなキノコが何種類もあります。
トリュフらしきものもありますね。
この季節だと、やはり松茸。
そろそろ生松茸のシーズンは終わりらしいです。
それでも日本じゃありえないくらいの松茸を
ドバっと鍋に放り込むのですが、
松茸は鍋にすると風味が負けてしまうので
それだけで食べるのが一番いいですな。
そんな訳で、キノコ大好きますたぁには堪らないお店なのですが、
もうひとつの目玉は「スッポン」でしょうかね♪
実は拙者は、スッポンたるもの一度も食べたことが無く
(日本じゃなかなか食べることが出来ない食材だったこともあり)
もう興味津々でいたのですが、中国に来ていとも簡単に
口にすることが出来てしまいましたね。
もうコラーゲンたっぷりで、お肉も美味しくて、
スッポン&キノコ鍋はやめられそうもありませんなぁ。
これから寒くなってきますから、足を運ぶ回数もきっと増えるでしょう。
その際にはあらためて写真を用意して、
こちらにアップしたいと思います★

では、今日はこの辺で(^-^)/                   ブログランキング・にほんブログ村へ

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駐在員の憂鬱。
ここは中国だからとあきらめてはいけない。
諦めたら、会社を潰してしまいますからなぁ。
こうなったら、説法しかないです。
もう、色々と問題噴出な駐在先なので
毎朝のミーティングで、洗脳作戦に打って出ることにしますたぁ。
何のこと?と思われましたか。
拙者の駐在先の会社話になります。
もう、赴任前に下調べはしてありましたが、
想定を超えるような、ローカルの猛襲に遭っておりまして
日々続く、駐在員の憂鬱を語るコーナーです(笑)。

というわけで、今朝の部門ミーティングでは報告事項の後に
趣を変えて『論語』の一説をご紹介。

『過ちて改めざる、是を過ちという』
 --- 知錯能改,善莫大焉 --- (「論語」より)


過ちを犯しても改めようとしない、これこそが大きな過ちだ…
というのがそのままの意味ですが。
拙者は、
「間違いとかミスとか失敗とか、そのものは決して問題でなく
その後、それを二度と繰り返さないことが一番大切です。
過ちを認めないことは、本質から目をそらすという
進歩の全く無い、大変愚かな事です」
と偉そうに熱を込めてローカルに説明しますた。
(彼ら、今まで謝って来たこと無いですから(^^)v )

なに?また始まったな、、という白けた雰囲気になるかと思いきや
意外や意外、ローカルはうんうんと肯きながら、
良い話だ〜♪などと聞いてくれていた模様。
まったく彼らの行動は読めん…。
まぁ、どうせこの場は素直に返事しておいて
いざ間違ったりすると、絶対に自分の非を認めるようには…、
きっとならないだろーな…(^-^;
うーん、彼らも頭では分かってるんだろうけど、、、面子が一番だからな(笑)。

それでも敢えて、中国に古くから伝わる
名言や格言で攻めることにより、自国発祥の教えとして抵抗をなくし、
それを、拙者の愛情と「いやみ」をたっぷり込めて、論じてあげれば
3,4年後には少しは変わるかも(←甘い!)。
まぁ、話しながら、思ったのは
中国でもともと生まれた名言だけれど、なぜ日本人の拙者がわざわざ
中国で「論語」なんぞを語ってるんだー!?
と、なんだか可笑しくなってきましたよ。

しばらくは、この中国名言シリーズで、朝のミーティングは行ってみようかな。
こちらでも、紹介していきましょうかね♪

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西遊記といえば、みなさんはどの西遊記がお好みですかな。
拙者は小学生の頃、夏目雅子さんと堺正章の西遊記にそりゃ夢中でした。
天竺行きてーみたいな、旅心をくすぐられるドラマでした。
ゴダイゴの「モンキーマジック」も大好きでしたね♪
あとは異色もので、ドリフの人形劇「飛べ!孫悟空」。
毎回のゲストが楽しみでした。
加とちゃんだけ、なぜか例のチョビヒゲおやじのキャラで面白かったなぁ。

そんなわけで、長江を目指すぶらり旅の途中話。
「華西金塔」を後にする前に昼食をどうするか迷ったのだけれど、
次は大きな公園、、ということで食事処くらいあるだろうと先を急いだ。
これが大きな失敗。
食事はおろか、口にできるものを
しばらく手に入れることが出来なくなるとは…。

でやってきたのが同じく華西村にある「華西世界公園」。
チケット売り場の警備員が何しに来たんだと言わんばかりの
怪訝そうな顔でこちらを睨むが、一人30元の入場料を払って
いざ入場♪
20090915_01.jpg 20090915_02.jpg
公園の入口を入ると、いたって普通の中国庭園的な公園。
何かが違うな〜としばらく考えていたのだか
それは全く人の気配がしないこと。
日常の喧騒から離れ静かでよいのだが、
度が過ぎて、何やら不気味な雰囲気さえ感じる。

大きな池を貫いたこの橋を渡り切ると、
公園にはアンマッチの別荘エリアが広がる。
おそらく村の幹部たちが所有しているのだろうか。
20090915_03.jpg
振り返ると、結構長い橋であった。
別荘地を前にして、本当にここでいいのだろうかと考えつつも
左にすすめ!みたいな標識があったので、それに従い
今渡った池を左手に、別荘を右手に見ながら
果てしなく続く道を進んだ。
20090915_04.jpg
別荘も結構空きが多く見られましたが、一体いくらぐらいするんだろう
などと下世話な想像をしながら、ようやくその外れまでたどり着く。
すると、どうにも場違いな感じの怪しい建物?が姿を現した。
何これ!? ここが入り口かなぁ〜。
20090915_05.jpg 20090915_06.jpg
他に何もないので取り敢えず入ってみる。
金角、銀角、はては牛魔王でも出てくると思ったら、
何のことは無い。。。
そこには全くやる気のない警備員のオジサンが一人。
かったるそうに新聞を読んでました。
あー、やっぱりここは中国やね(^_^;

中に階段があり、上の階に行くと、そこから通路が伸びてました。
何だか公園からさらに離れていくような気がするんだけれど
もう戻るのいやだし、ひたすら進むことに。
20090915_07.jpg
この辺から空腹感と咽の渇きを覚え始めます。
曇天だったものの、正午を回り、少しづつ気温も上がり始めました。
20090915_08.jpg 20090915_09.jpg
小高い山に向かっていた通路は、
そのままちょっとした林の中へと入っていきます。
緩やかなスロープがいつの間にか急激な階段に変わり
果てしなく林の中へと伸びていってます。
これ、ホント大丈夫なのかな…。
だって、今の今まで、一人もすれ違わないし、見かけないし…。

不安になって振り返ると、はるか彼方に、今しがた通ってきた
場所が眼下に見えます。
同時に意外と高い所に登ってきたことにも気づきました。
20090915_10.jpg 20090915_11.jpg
何より不安なのが、この先、食事にありつけるのだろうか、、
このまま水分補給が出来なかったら結構やばいなー、
言い換えれば、遭難の可能性です(笑)。
こんなところで仮に倒れたら、誰も来ないんじゃないか…、
なんてことも、結構リアルな状況になってきました。

長く険しい階段を、普段の運動不足の体に鞭打ち、
ようやくピークへと到達☆

そこで見た光景とは、山の稜線を這うように
果てしなく続く、意味不明な通路…。
そして人影もない…。
20090915_12.jpg
下界から見えた目標地点の天竺は、
霞んだ景色の先の遠い山の鉄塔のあたりに、
うっすらとその存在を確認することができました。
魔物の仕業か、
どうやらとんでもない罠に引っ掛かってしまったようです。

そんなわけで、今回はこの辺で。
申し訳ないですけど、しばらくこの訳のわからない通路が続くと思います(笑)。
だって、ホント長かったんですから(^-^)b

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最近、会社の水が…、ご飯もまずいし、スープも変な香りが…。
水道水を使うなと言いたいところだけど、
もうこれ以上細かいことをほざいていると、
いい加減刺されそうな雰囲気なのでやめとこ(^-^;

さて、週末の土曜日9/12に、急に長江が見たくなって
ぶらり旅に出た話はしましたが、
今回はその予備知識無しの、行き当たりばったりの日帰りの旅について
アップしたいと思います。(早くしないと記憶が飛びそうなもんで…)
まずたどり着いたのが無錫から長江を目指し北上したところにある江陰市。
話によると、お金持ちが集まる別荘地の公園がある?ということで
じゃー、いってみよー♪と「華西村」たる場所に行くことに。
公園というから、てっきり長江河川敷かと思いきや、思い切り街中でした。
ところが公園らしき所はなく、ついたところには大きな寺のような建物が
そびえてるだけ…。
20090914_01.jpg
付近を歩いていた人をつかまえて、「長江が見える場所」を尋ねると
どうやらこの建物の最上階が展望台になっていて、そこから見えるらしい。

遠くを見ると、ずいぶんご立派なビルも建設中。
20090914_02.jpg
しばらく迷ったが、長江が見えるとの情報と、
せっかく来たのにやり残してはいかんとの思いで、この怪しげな建物に昇ることを決意。
ちなみにこの建物の名前は「華西金塔」と呼ぶらしい。
20090914_03.jpg
一回には店舗が並び、簡単なデパートのような感じ。
エレベータで最上階の15階まで行くことが出来るのだが
何と一人20元(280円)もとるというから、さすが…といいうしかない。

展望フロアーまで登ったものの、あいにくの天候というか
よくある中国の空状態でガスっており、長江どころか
近くのものでさえよく見えない。
20090914_04.jpg
ここに向かう途中で別荘に見えたのはこの建物群でした。
とても印象的で不思議な光景だと思いませんか!?
別荘だとばかり思っていましたが、実はこれ全てこの村の公舎らしいです。
そういわれりゃ、別荘にしては、風光明媚な場所でもないですかならぁ。
帰って調べましたが、この「華西村」こそ中国・共産思想のモデル地区?
ということで、貧困の村から中国一の富裕村になったらしいです。
拙者からすると、なんだか胡散臭い感じがしてどうにも感心するには
至りませんがね〜。
未だにこういう地区があるのかと、改めて驚かされました。
だいたい、こんなに同じ家がこんなに規則正しく並んでたら
酔っ払って帰ってきた暁には、絶対に迷うか、間違えて他人の家に
上がり込んでしまうだろうなぁ、などと変な心配をしてしましますたぁ(笑)。

20090914_05.jpg
寺院のように見えた建物も、実はオフィスビルだそうです。
事実を知ると、見える景色の印象まで変わるものですなぁ…。

20090914_06.jpg
展望フロアーをぐるりと反対側まで廻ると、このような景色。
同じく村民の住居と、村の繁栄を支える会社や工場が見えます。
何か殺伐としたものを感じてしまうのは拙者だけなのかなぁ。
余談ですが、遠くに見える丘のようなところ。
このあと、拙者が遭難しそうになった、強烈な場所になりますので
覚えておいてください♪

今回はこの辺で区切っておきます。
普通にレポートしてますが、拙者は重度の高所恐怖症のため
もう、足がすくみながらの決死の撮影でしたよ。
そんな拙者をよそに、どこかのおばちゃんが平気で手摺の上に
腰かけたりなんかしちゃって、笑顔で記念写真の撮影してるし
頼むから拙者の前で、雑技団的な(←かなり大袈裟)アクションを
とるのは止めてくれーと心の中で必死に叫んでおりました(^^;

無錫に居なかったら、絶対一生来なかったであろう、華西村の
華西金塔からのレポートでした。
あ、そうそう。
ローカルでは、ここ(華西村)だけは絶対行きたくない!鳥肌が立つ!
と言って、共産思想に反発している人もいました。
なかなか奥が深いですな、中国ってとこも。

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あちゃー、失敗したなぁと思いました。
この軽いのりは、実際の高校野球の世界じゃありえんだろうと…。
頑張って拙者の高校時代の部活を思い出そうとしたのですが、、、
何せもう20年以上も前のことで…。
部活の合間に水も飲ませてもらえなかった時代とは違うんかなぁー。
まぁ、そんな感じだったので途中で観るのをやめようかとも思ったのですが
夕飯のついでになんとなく最後まで見てしまいました。

あれれ、待てよ。
意外に良いかも。。。
途中から変な軽さが影をひそめ、あの時代とは違うけど
おーやっぱり青春はいいですなぁーというノリに変化していき
最後は不覚にも感動してしまったのである。
高校野球も捨てたもんじゃないかなって感じですよ。
タイトルの「ひゃくはち」。
なんだそりゃ、と不思議に思ってましたが、
これ、、「硬式ボールの縫目の数」だそうです。
  お前、野球やってたんと違うンか、と突っ込まれそうですが、初耳です(^-^;
煩悩の数と同じ108個の縫目があるそうですよ。
っていうことは、メインテーマは「煩悩」だったのかな。
確かに若気の至り的な煩悩が見え隠れしてました。
終わってみれば、オヤジになっても、以外に楽しめた青春ものでした。
あー、久々にノックを受けたい気分に〜♪(←マニア)
でも、酒に煙草はNGですよ、高校球児☆

野球をやるひとも、やらないひとも、それなりに楽しめるかと思います。

中国版タイトル「一百零八」
ひゃくはち プレミアム・エディション [DVD]ひゃくはち プレミアム・エディション [DVD]
(2009/01/23)
斎藤嘉樹中村 蒼

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-----DVDジャケットより抜粋-----------------------------------
つらくても、迷っても、絶対やめねえ!!
青春って、甲子園って、こんなに泣けたっけ。
汗、涙、笑顔 ---  青春のすべてがここにある

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※特警とは、中国の特殊部隊のひとつである『特殊警察部隊』の略称
  車両サイドに「特警」と表記あり


もう人生に疲れた拙者は(←大袈裟)は、会社のゴルフコンペも無視、
朝一で髪を切り、デジカメを携えぶらり旅に出たのであった。
どこに行こうか…、ずっと迷っていた。
中国って広すぎて、行きたい所って、、全然日帰り無理じゃん…。
近場といえば、太湖。
…、太湖って気分じゃないよなー。
そうだ、長江、、世界的に有名な河をこの目で見てみたい、、、
そんな衝動に突然駆られ、赴くまま北の大河を目指したのである☆

いやー、ぶらり旅のはずが、気分転換のお気楽な旅のはずが
修行僧のような過酷で長い長い旅となってしまいますたぁ。
今日一日の記録画像570枚を超えてしまいました(^-^)v
目指したのは、江陰[Jiāngyīn]市。
無錫市に位置し、長江に面した県級市ですな。
今回の旅のプランニングで始めてその存在を知りました。
南京も張家港も考えましたが、なんだかよく分からない江陰に
妙な冒険心を抱き、一日の旅の始まりです。
ただ、長江を眺めたかっただけなんですけど…。
20090912_01.jpg

こんな風に、長江の写真載せてチャンチャンってな感じの旅では
終わらなかったのですよ。

高所恐怖症をあらためて実感し、
水と食料の確保に失敗しながらの「万里の長城」踏破。
薄れゆく意識の中に見る、何故か「オペラハウス」。
夢に見た「天安門」が忽然とその姿を現し、
その眼下に「凱旋門」が霞んで見える。
いったいここは…。
ヤギに追われ、仕舞いにはワニとの遭遇。
で、ようやく目指す長江へと。
西遊記に負けてないくらいの、頓珍漢な旅でしたよ。
ここでアップするには半年分くらいのネタになりますな(笑)。

で、満足した帰り際に
信号待ちしたタクシーの車内。
タイミングよく隣に並んだ特警の車両。
タクシーに職務質問。
タクシー運転手はなんとなく、「日本人乗せて、どーのこーの、、」
特警の一人がニヤニヤしながら「日本人なら馬鹿野郎と伝えてくれ!」
と中国で運転手に話し、日本語で拙者に向かって「ばかやろー!」
と叫んでました★
上半身の一部しか見えませんが、間違いなく銃と思われる先端が
彼の顎の辺まで突き出ているのが見えますな…。
ば、ばかやろーって、銃を持って言うセリフじゃないでしょーが(--;
長江観光の日本駐在員、銃撃される!
みたいなgoogle記事が頭を一瞬よぎりました。
って、まぁ、もちろん冗談というか、こちらではコミュニケーション的な単語!?
中国で放映されている戦争ドラマに出てくる日本人将校の決め台詞?
中国人が知っている日本語ベスト10に入ってるかもしれませんな。
ですんで、ここ中国で「バカヤロー」と言われても、状況をよく判断して
友好の「バカヤロー」か宣戦布告の「バカヤロー」かはよく見極める必要あり☆
間違えて中指立てたりすると、その本物の銃でハチの巣になるかも知れません。

そんなわけで、今回の旅のレポートは
改めてアップしていきますね。
慢慢走(ゆっくりと)行かせてもらいます♪

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昨日は3週間続いた更新が切れてしまいましたぁ。
ちょいとお疲れモードで21時には爆睡モードでした。
今朝はのんびり1月ぶりに日本のTV番組を観ましたよ。
回線状態も悪く、画像も悪いのでほとんど観ないのですが
今朝はまずまずの状態で、ラッキーってな感じです。
ひさびさに、ぐっさんの話しっぷりを見ていたら、気分がほぐれましたな。

そんなわけで、今日も映画ネタでこの場をしのぎましょうかな。
これから散髪に行って、デジカメもってぶらり旅でもしてきます。
目指すは揚子江!

さて、映画の話。。。
タイトルを見て、
てっきり竹内結子がサイドカーに犬を乗せて
旅するロードムービーと思い込んでますたぁ(^^;

とある一人の女性の少女時代の回想物語。
男の自分より、女性がこの映画を見たら、もっと違う感じなのかもしれない。
話は、その少女と、彼女の家に転がり込んできた女性との奇妙で微妙な
交流を描いたもの。
母親が家出した後に、その少女とは全く性格の違う、
父親の愛人がやってくるのだが、それが竹内結子。
彼女の行動はなかなか常識はずれで面白い。
そんな母親以外の大人の女性との付き合いを通して少女は
微妙に変化しながら成長していく感じ。
拙者の場合も、幼少の頃は、まだまだ若い叔父さんや叔母さん、
いとこの兄ちゃんとかから、少しずつ大人の世界を垣間見せてもたったもんです。
この頃に受けた、そういう影響って大きいんですよなぁ。
竹内結子がそんな役割を軽快に演じてました。
懐かしい気分にもさせてくれる映画でしょうかね。
結局、タイトルに関係する下りはちょっとだけ出てきましたが、
とにかくロードムービーではなかったです(笑)。

そうそう。
後半で二人が伊豆へ行き当たりばったりの旅に出るんですが
(あ、ここサイドカー出てこないけど、ちょいロードムービーっぽい)
そこで繰り広げられる「亀の手」という貝にまつわるストーリーは
ジンとくるものがありました。
民宿のおばちゃんの樹木希林もナイス。
平々凡々なスートリーかもしれませんが、内容充実の映画だと思いますよ♪

中国版タイトル「三輪車之犬」
サイドカーに犬 [DVD]サイドカーに犬 [DVD]
(2007/12/21)
竹内結子古田新太

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---- DVDパッケージより抜粋 -------------------------------
「自転車に乗れるようになると、世界変わるよ!」
小4の夏休みが始まった日、父と喧嘩ばかりしていた母親が家を出た。
数日後、ドロップハンドルの自転車に乗ってヨーコさんは突然やってきた。
神経質な母親と違って、煙草はスパスパ、豪快でさっぱりとしていて、
気持ちがいいほどカッコいい人。
大口で笑ったかと思おうと、ほろりと涙をみせたりもする。
ヨーコさんの行動は生真面目な薫には驚きの連続だ。
ヨーコさんは薫を子供扱いすることなく、
薫に向って「尊敬する」なんて言葉までさらりと言ってくれる。
そんなヨーコさんと過ごすうちに、
薫はのびのびとありのままの自分でいることの楽しさを味わっていく。
だが、永遠に続く夏休みはなかった……。
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いま拙者の中でとても気になりだしたのが「ピップマグネループ」。
そもそも、そんなものがあることさえ知らなかったのですが、
最近、周りがその話題で騒がしい。
それも中国人の間で超人気らしいのだ。

先日、ゴルフのクラブハウスにて同じ会社の人間が
クラブハウスの知り合い中国人から、
日本からのお土産にと頼まれてました。
また、昨日の夕飯先のお店のママさんも、同僚にかなりの数を注文。
その同僚、すでに各地から注文を受けて、
その数なんと「60個」。
だいたいそんな数の「ピップマグネループ」を税関で見つかったらどうなるんだろう♪
想像しただけで笑える。
不幸中の幸いで、拙者にはまだ輸入依頼は一件も舞い込んではいない。
だが、そんな状況を目の前にしていたら、
なんだか拙者自身も大量の「ピップマグネループ」を日本から持ち込まないと
いけないんじゃないか、、という気持ちが芽生えてしまった。
今度の帰国で買わないと損なんじゃないかな、と(笑)。
商売するつもりは全く無いですけどね。

それにしても、一体何なんだ、、
中国での「ピップマグネループ」の爆発ぶりは…。
無錫、蘇州といった地域限定なのだろうか。
中国人にとっては決して安い代物ではない。
一個100元越えは確実だから、
その価格は一般市民にとってちょいと高価なもののはず。
かなり効くって事なんだろうか…。
一度それが話題となると、この国は恐ろしいほど口コミで広がるのが早いからなぁ。
嘘も真実も、噂大好きの国民性にかかったら、あっという間ですからなぁ。
近々、偽物の横行が、次の波としてやってきそうな予感もしますけどね。

とても気になる、、、「ピップマグネループ」
金の巡りが悪いうえに、血の巡りも悪い拙者は
相当な肩こり持ちなので、次の帰国の際には絶対にゲットするぞと
心に決めました。
一度つけたらはずせなくなる、との意見が本当かどうか実際に調べてみましょう。
レポートはまた 追々ってことで。

ピップ マグネループ ソフトフィットタイプ ブラック:50cmピップ マグネループ ソフトフィットタイプ ブラック:50cm
(2008/01/16)
マグネループ

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あ、ちなみに拙者はアフィリエイトとかは一切参加してません。
Amazonさんの商品検索が便利なので使わせていただいてるだけです♪

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