他の地域がどんな状態なのかは分からないので、あえて無錫の飲料水事情としておこう。
基本的に水道水は飲用不可です。
ローカル(地元)の方たちはどうしているかというと、一旦沸騰させたお湯かお茶です。
会社に到着すると、私の最初の仕事は湯沸かし器の電源を入れることから始まります。
こんなことをしていると、中国では面子がなくなるから止めろと言われますが、
ローカルは誰もいないし、とにかく朝のコーヒーをすすって、一日に備えたい衝動は抑えられず
毎日せこせこと電源を入れているのであります。
お茶は緑茶、茉莉花(じゃすみん)茶だったりします。
中国は湯のみというよりは専用のマグを使ってます。
茶こし一体型のもので、朝、茶葉を投入したら一日お湯を足して飲み続けてます。
最初、出張時に、紙コップに茶葉が入れられお湯が注がれたお茶が出てきたときは
かなりカルチャーショックを受けたものですが、今となっては普通、普通の当たり前やん状態で
うまく湯温をコントロールしながら、お湯を継ぎ足し継ぎ足しやってます。
味も最初は駄目だと思っていましたが、色々なお茶があってなかなかいけるもんだと感じてます。
タクシーの運転手は必ずマイボトル(水筒のような魔法瓶)を
シート裏の鉄格子(中国のタクシー運転席はは鉄格子で保護されている)に
ひょこっと掛けてあります。
このボトルは大概が透明なのですが、かなり年季が入って茶渋色に変色していたりとか
専用ボトルでなくて瓶詰めボトル(ジャムのあれみたいな)を流用していたりとかで
あまり見た目がよくないです。
とにかく、お茶文化なのでしょう。
なので誰一人としてコーヒーを飲もうとしません。
コーヒーキャンディーをあげようとしたら「不要(いらない)」といわれました。
スーパーに行ってもあまりコーヒーの品揃えはよくありません。
そんな中国で幅を利かせているのはmaximぐらいでしょうか。
ネスレーのスティックコーヒーは、、ミルクの味がいまいちで、どうしても前者を選びます。
仕事中はインスタントに頼ってしまうので、maximのスティックコーヒーに、さらにインスタントコーヒーのみを
加えて(スティックだけだと甘すぎる)飲んでます。
ちなみにスティック100本で60元(900円)くらい。なぜか韓国製です。
やっぱリコーヒーがないと落ち着きませんな。
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